40代サラリーマン 書評ブログのはじめ

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【幻の女[新訳版]】古典作品でもどんでん返しは炸裂するのか?(書評)

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幻の女 [新訳版]

(著:ウイリアムアイリッシュ)

 

スリードに気をつけろ!色あせない大どんでん返しがここにある・・・。

 

 

 

 

 

【あらすじ】

・パンプキン帽子の女=唯一アリバイを証明できる女を探せ!

・南米から駆けつけた親友が女を捜索

・そして遂に、親友はパンプキン帽子の女と接触!そして…え?…ん?

 

【評価/感想】

評価:★★★★★

面白かった。大好きなどんでん返しは古典作品でも炸裂してくれました。

 

なぜパンプキン帽子の女は見つからないのか!

当日出会ったはずである人々から辿っていくが、なかなか尻尾が掴めない。

そして遂に!

犯人は?女の正体は?ん?って感じ。

 

外国人名が覚えられない、という苦手意識があるので、なかなか食わず嫌いだった海外作品。

本屋さんに行っても普段はあまり近づかなかったのですが…。

帯の記載にあった「ミスリード」「どんでん返し」の言葉に惹かれて購入。

 

もしかしたら、深読みできる人には予測できるのかな。私は純粋に楽しめました。

 

1942年!の作品で普通に楽しめた事にビックリ。まさに不朽の名作、その通りだと思います。

こりゃ、海外作品も古い作品も、避けとっちゃいかんですね。

ただ、手当たり次第は無理なので、今回のように、新訳版きっかけがよいかな。