【町長選挙】伊良部だって、ひきこもる(書評)
色白デブの名医？今日も伊良部の元へ「いらっしゃーい」
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【あらすじ】
(オーナー)
・「暗闇恐怖症」プロ野球人気球団オーナーのナベマンは球団合併問題の発言以降の憎まれ役。何が何でも人に囲まれていないと寂しくてしょうがないのだ。
(アンポンマン)
・「若年性認知症」平仮名を忘れたアンポンマン。民放ラジオ局買収に乗り出した際に「支配」という言葉を使って批判を浴びている。独り勝ちをしたくてしょうがないのだ。
(カリスマ稼業)
・「肥満恐怖症」40代と思えない美貌を売りにしているトップ女優のカオル。揚げ物を食してしまうと、場所を問わずエクササイズをせずにはいられなくなるのだ。
(町長選挙)
・「自律神経失調症」島を2分する町長選挙の真っただ中に赴任中の良平。贈収賄も横行する買収合戦の間に立たされて。
【評価/感想】
評価：★★★☆☆
トンデモ精神科医・伊良部シリーズ第3弾。
「リタイアすればらくになるのに。あとは召されるのを待つだけだから、死ぬことなんか怖くなくなるよ」
「一人で勝ってると遊び相手がいなくなるよ。」
「じゃあ太ってみれば？ぐふふ」
「じゃあジャンケン。ジャンケンして勝ったほう」
伊良部（と今回は看護婦・マユミちゃんも）のトンデモ治療薬は、今回も患者の張り詰めた心を癒す。大きな子供なんです。
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