【予言の島】再読必至!2度目も怖い、ホラーミステリの決定版!(書評)
予言の島
(著:澤村伊智)
ヒキタの怨霊の正体は!?そして最後の決着に混乱必至!?
リンク
【あらすじ】
・天宮淳は、ひと昔前に流行った霊能者・宇津木幽子の予言を確かめる為に幼馴染とともに霧久井島を訪れる。
・疋田山には絶対入るな。ヒキタの怨霊が下りてきて殺される!ヒキタの怨霊により、予言通りの死が始まる。
・避難を始める一行と住民。予言は6人の死であるが現在までの死は4人。怨霊の正体とは?残りの死は誰と誰に?
【評価/感想】
評価:★★★★☆
どんでん返し炸裂で、最後は混乱してしまいました。良かったです!
ホラーでなくミステリーでしたね。
ホラーというより冒険もの。
昔懐かし心霊体験を懐かしみ、気を病んだ友人の気が晴れればと、孤島旅行を計画。
ドキドキ感を味わえました。
予言通りに死人が出ていく展開は途中、テンポが良すぎて6人以上死んでしまうのではないかと逆に心配になりました。
怨霊の謎も割とあっさり判明してしまいましたからね。
残り2人の死の展開と、最後のオチはさすがでしたけど、混乱しました。
なるほど、4人死んで以降の残りのページ数はこれの為かと。
読後は思わず初めから読み返しました。
確かにいましたね。
リンク